DPF(微粒子捕集フィルター)に溜まるすすは再生で燃やせますが、オイル由来の"灰"は燃えず、少しずつ溜まってDPFの寿命を縮めます。この「灰」を根本から減らそうという発想が無灰(アッシュフリー)。出光アッシュフリーは、その考え方を採り入れたディーゼルエンジンオイルです。
- ① アッシュフリー=灰になる金属系添加剤を使わない「無灰」設計のディーゼルオイル。
- ② DPFへの灰の蓄積を抑え、寿命延長・メンテコスト低減に貢献。
- ③ JASO DH-2相当/SAE 10W-30。集配車・パッカー車・バスなどDPF車向け。
WHAT出光 アッシュフリーとは
出光興産のディーゼルエンジンオイルで、最大の特徴は「無灰(アッシュフリー)」設計です。一般的なエンジンオイルは、清浄剤や耐摩耗剤として金属系の添加剤を含み、これが燃焼後に灰(アッシュ)として残ります。アッシュフリーは、この灰の元となる金属系添加剤を使わないことで、灰の発生を極力抑えています。
WHYなぜ「無灰」がDPFに効くのか
DPFは排ガス中のすす(PM)を捕集し、「再生」で燃やして除去します。ところが、オイル由来の灰は再生でも燃えず、DPFの中に少しずつ堆積していきます。これが進むと、再生頻度の増加・目詰まり・最終的には高額なフィルター交換につながります。
だからDPF車には灰の少ないオイルが重要で、規格としては低灰分(Low SAPS)のDH-2・DL-1が使われます。無灰(アッシュフリー)は、その一歩先——灰の元をそもそも使わないことで、灰の蓄積をさらに抑えようという設計思想です。
ASHFREE vs LOW SAPS無灰 と 低灰分(Low SAPS)の違い
| 低灰分(Low SAPS) | 無灰(アッシュフリー) | |
|---|---|---|
| 考え方 | 灰分・リン・硫黄を低く抑える | 灰の元の金属添加剤を使わない |
| 該当 | DH-2・DL-1 など | 出光アッシュフリー 等 |
| 狙い | DPFの灰蓄積を抑える | 灰蓄積をさらに抑える |
FEATURES主な特徴
- DPFの灰蓄積を抑制:無灰設計でフィルターに灰が溜まりにくい。
- DPF寿命の延長・メンテコスト低減:再生頻度や交換の負担を軽減。
- 高温清浄性・低蒸発性:高温でもエンジン内を清浄に保ち、オイル消費を抑える。
- EGR環境でのデポジット抑制:排ガス再循環による汚れにも配慮。
- 環境負荷の低減:DPF長寿命化・適正な使用でCO2・廃棄物の削減にも寄与。
SPEC主な仕様(一例)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 出光興産 |
| 種類 | ディーゼルエンジンオイル(無灰) |
| 規格 | JASO DH-2 相当 |
| 粘度 | SAE 10W-30 |
| 荷姿 | 20L ペール缶/200L ドラム缶 |
| 交換目安 | 走行 25,000km 以内 |
| 主な用途 | 集配車・パッカー車などのトラック、バス(DPF車) |
※ 上記はメーカー公表情報にもとづく一例です。仕様・適合・交換サイクルは車両や使用条件により異なり、変更される場合があります。実際のご使用にあたっては車両メーカーの指定と最新のメーカー情報をご確認ください。
WHOこんな車両・現場に
- DPF装着のトラック(集配車・パッカー車など、発進停止が多い運行)
- 路線・送迎などのバス
- DPFの再生頻度・目詰まり・交換コストを抑えたい事業者
OUR SUPPLY根木石油でのお取り扱い
FAQよくあるご質問
出光興産の無灰ディーゼルエンジンオイルです。灰になる金属系添加剤を使わず、DPFへの灰蓄積を抑えて寿命を延ばします。JASO DH-2相当・10W-30。
低灰分は灰分を「低く抑える」、無灰は灰の元の金属添加剤を「使わない」設計。無灰の方がより灰を出さない方向です。
DPF装着の集配車・パッカー車などのトラックやバスなど、DPFに負担がかかりやすい車両に向きます。
JASO DH-2相当・SAE 10W-30。20Lペール/200Lドラム、交換目安は25,000km以内とされています(要メーカー確認)。
お取り寄せ・ご相談を承ります。車両やDPFの有無をお知らせいただければ適合銘柄をご提案します。
DPF車のオイル、最適な一本をご提案
出光アッシュフリーや低灰分(DH-2・DL-1)ディーゼルオイルのお取り寄せ・ご相談を承ります。軽油の配送とまとめてもOK。
関連ページ
※ 本ページはメーカー公表情報等にもとづく一般的な解説です。「アッシュフリー」等は各社の製品名・商標であり、権利は各権利者に帰属します。仕様・適合は変更される場合があるため、ご使用の際は車両メーカーの指定と最新のメーカー情報をご確認ください。