HOME › お役立ちガイド › DPFとは(再生・強制燃焼)
DPF — DIESEL PARTICULATE FILTER

DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)とは
仕組み・再生・目詰まり対策

ディーゼル車の排ガスをきれいにするDPF。「再生」「強制燃焼」「警告灯」——聞くけれど仕組みは意外と知られていません。目詰まりの原因と防ぎ方、オイル選びとの関係まで、岡山の燃料・潤滑油卸の根木石油が分かりやすく解説します。
最終更新:2026年9月19日/出典:自動車・排出ガス関連の公開情報にもとづく一般的な解説

ディーゼル車の排ガスには、PM(粒子状物質=すす)が含まれます。これを捕まえて大気への排出を抑えるのがDPF(Diesel Particulate Filter)。捕集したすすは「再生」で燃やして除去しますが、使い方やオイル選びを誤ると目詰まりし、費用のかさむ交換につながることもあります。

この記事のポイント(3つ)

WHATDPFの役割としくみ

DPFは、排気管の途中に置かれたハニカム(多孔質)構造のフィルターです。排ガスがこの微細な壁を通り抜けるとき、すす(PM)だけが捕まえられ、きれいになったガスが排出されます。これにより黒煙・粒子状物質の大気放出が大きく減ります。

かんたんに言うとDPFは排ガスの「すす取りフィルター」。掃除機のフィルターと同じで、使ううちにすすが溜まるので、定期的に"燃やして"掃除する必要があります。

REGENERATION「再生」=溜まったすすを燃やす

フィルターにすすが溜まると通気が悪くなるため、高温ですすを燃やしてCO2として除去し、通気を回復させます。これが再生(さいせい)です。方式は主に次のとおり。

「強制燃焼(強制再生)」は、警告灯が点いたのに走行条件だけでは再生しきれないときの"最後の手段"です。頻繁に必要になる場合は、走り方やオイル・車両側の点検を見直すサインです。

CLOGGING目詰まりの主な原因

かんたんに言うと「すす」は再生で燃やせますが、オイル由来の「灰」は燃えません。だから灰の少ない低灰分オイルを使うことが、DPF長持ちの決め手になります。

OILオイル選びがDPF寿命を左右する

DPF装着車には、灰分・リン・硫黄を抑えた低灰分(Low SAPS)オイルが必須です。大型はDH-2、小型はDL-1が目安。灰分の高いオイルを使い続けると灰の堆積が早まり、再生頻度の増加やフィルター寿命の低下を招きます。規格の詳細はディーゼルオイルの規格 DH-1/DH-2/DL-1をご覧ください。

CARE目詰まりを防ぐ・長持ちさせるコツ

注意:警告灯の点灯を放置して走り続けると、再生ができなくなりDPFの洗浄・交換(高額)が必要になる場合があります。異常を感じたら早めに整備工場・ディーラーへご相談ください。

OUR SUPPLY根木石油の対応

根木石油は、DPF装着車に適合する低灰分ディーゼルオイル(DH-2・DL-1)やAdBlueを、ドラム缶・ペール缶で価格つき・全国発送でご用意しています。車両の使用環境に合わせた銘柄選定もご相談ください。軽油の卸・配送とあわせたまとめ供給も可能です。

FAQよくあるご質問

Q. DPFとは?

ディーゼル車の排ガス中のPM(すす)を捕集する装置です。溜まったすすは再生で燃やして除去します。

Q. 再生とは?

捕集したすすを高温で燃やして除去し通気を回復させることです。走行中の自動再生と、停車して行う手動(強制)再生があります。

Q. 目詰まりの原因は?

短距離・アイドリング中心で排気温度が上がらない、灰分の高いオイルの使用、灰の蓄積、警告灯の放置などです。

Q. 防ぐには?

低灰分オイル(DH-2/DL-1)の使用、時々の一定速度走行、警告灯が出たら早めの再生が有効です。

Q. どのオイルを選ぶ?

低灰分(Low SAPS)が必須。大型DH-2・小型DL-1が目安で、車両指定の規格・粘度に合わせます。

DPF車向けオイル・AdBlueのご相談

低灰分オイル(DH-2・DL-1)やAdBlueをドラム/ペールで。軽油の配送とまとめてもOK。お気軽にどうぞ。

関連ページ

ディーゼルオイルの規格 DH-1/DH-2 › AdBlue(尿素水)の入れ方・警告灯 › AdBlueの消費が早い原因 › ベースオイルの5グループ › 軽油の卸・単価 ›

※ 本ページは排出ガス関連の公開情報にもとづく一般的な解説です。再生方式・警告表示・対処は車種により異なります。実際の取り扱いは車両の取扱説明書・整備事業者の指示に従ってください。