「サルファーフリー軽油」という言葉、給油やカタログで見たことはありませんか。サルファー=硫黄のこと。つまり硫黄をとことん減らしたクリーンな軽油です。なぜ硫黄を減らすのか、何が良いのかを整理します。
- ① サルファーフリー軽油=硫黄分を質量10ppm以下にした軽油。2007年から日本の標準。
- ② 目的は排ガス(SOx・PM)の低減と後処理装置(DPF・尿素SCR)の保護。
- ③ 硫黄は触媒を被毒させるため、低硫黄化がクリーンディーゼルの前提。
WHATサルファーフリー軽油とは?
サルファー(sulfur)は硫黄のこと。サルファーフリー軽油とは、その硫黄分を質量で10ppm以下まで下げた軽油です。日本では2007年から本格的に供給され、いまガソリンスタンドや正規ルートで手に入る軽油は、基本的にこのサルファーフリー(JIS K 2204準拠)が標準になっています。
WHYなぜ硫黄を減らすのか(2つの理由)
① 排ガスをきれいにするため
硫黄が多い軽油を燃やすと、硫黄酸化物(SOx)や粒子状物質(PM)が増え、大気汚染・健康影響の原因になります。硫黄を減らすことで、これらの有害物質を大きく低減できます。
② 後処理装置(DPF・SCR)を守るため
最新のディーゼル車は、排ガスを浄化する後処理装置——DPF(粒子除去フィルター)・酸化触媒・尿素SCR——を備えています。ところが硫黄はこれらの触媒を「被毒」(性能低下・劣化)させてしまいます。だから、装置を正常に働かせるには低硫黄の燃料が必須。サルファーフリー軽油は、クリーンディーゼルを成立させる“土台”なのです。
MERITサルファーフリー軽油のメリット
- クリーンな排ガス:SOx・PMを低減し、環境負荷を下げる。
- 後処理装置を保護:DPF・SCRの性能・寿命を守り、車両トラブルを予防。
- 最新ディーゼルの性能を発揮:規制対応車が本来の性能で走れる。
OUR SUPPLY根木石油のサルファーフリー軽油
FAQよくあるご質問
硫黄分を質量10ppm以下にした軽油。2007年から日本の標準で、JIS K 2204準拠の流通軽油はこれが基本です。
排ガス(SOx・PM)の低減と、DPF・尿素SCRなど後処理装置の保護(硫黄は触媒を被毒)のためです。
国内で流通するJIS規格の軽油はサルファーフリーが標準。正規ルートの軽油は基準を満たします。
クリーンな排ガス・後処理装置の保護・最新ディーゼルの性能維持。車両トラブルの予防にも。
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参考リンク(外部)
- ENEOS「石油便覧」軽油 — 軽油の品質・硫黄分
- JIS K 2204 軽油(規格の解説) — 硫黄分の規定
関連ページ
※ 本ページはJIS K 2204・ENEOS「石油便覧」等の公開情報にもとづく一般的な解説です。硫黄分の基準・供給状況は規格改正等で変わる場合があります。正確な内容は各規格・供給元でご確認ください。「ENEOS」等の名称は各社の商標です。