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DIESEL FUEL GRADES

軽油の種類・号数を解説
特1号〜特3号(3号軽油)と凍結対策

「冬になると軽油が凍る」——それは号数(種類)の選び方で防げます。軽油はJISで5種類に分かれ、寒さへの強さ(流動点)が違います。号数ごとの違い・使い分け・凍った時の対処を、岡山の燃料卸・根木石油が分かりやすく解説します。
最終更新:2026年9月13日/出典:JIS K 2204、ENEOS「石油便覧」等の公開情報にもとづく解説

ディーゼル車のトラブルで意外に多いのが、冬場の「軽油が凍って(固まって)エンジンがかからない」。原因の多くは、地域・季節に合わない号数の軽油を使っていること。正しい号数を選べば、ほとんど防げます。

この記事のポイント(3つ)

5 GRADES軽油の号数は5種類(流動点の目安)

軽油の規格「JIS K 2204」では、低温特性(凍りにくさ)の違いで特1号・1号・2号・3号・特3号の5種類に分かれます。数字が大きい(=特3号に近い)ほど寒さに強い軽油です。

号数流動点(目安)主な時期・地域
特1号+5℃ 以下夏場・温暖期
1号-2.5℃ 以下春秋・温暖地
2号-7.5℃ 以下一般地の冬(標準)
3号-20℃ 以下寒冷地・厳寒期
特3号-30℃ 以下北海道など極寒地
かんたんに言うと号数は「軽油の“寒さ耐性”ランク」。数字が大きい(3号→特3号)ほど、より低い気温でも凍りません。ふだんは2号、寒い地域や真冬は3号・特3号——と覚えればOKです。

※ 流動点はJIS K 2204で規定される目安値です。ガソリンスタンドや配送で供給される軽油は、時期・地域に合わせて号数が切り替えられています。

WHY FROZENなぜ冬に軽油は「凍る」のか

軽油には「パラフィン(ワックス分)」が含まれます。気温が下がると、このワックスが結晶になって析出(せきしゅつ)し、軽油が白く濁ってシャーベット状に。すると燃料フィルターが目詰まりして燃料が流れず、エンジンがかからない・止まる、というトラブルになります。

「流動点」と「目詰まり点」

かんたんに言うと「完全に固まる(流動点)」より前に、「フィルターが詰まって流れなくなる(目詰まり点)」で先に不調が出ます。だから“凍る少し手前”から要注意、というわけです。

HOW TO CHOOSE号数の選び方・切り替え時期

選ぶ基準は「使う地域の最低気温」と「時期」。一般には次の目安で、寒くなるにつれて号数を上げていきます。

寒冷地では、おおむね10月ごろから地域の気温に合わせて 2号 → 3号 へ切り替えていきます。スキー場・高地・早朝の冷え込みが厳しい現場などは、平地より早めの切り替えが安心です。

建機・農機・発電機も同じです。屋外に置く重機や、寒冷地の現場で使うディーゼル機器も、号数を合わせないと朝に始動できないことがあります。使用場所・時期をふまえた号数選定が重要です。

IF FROZEN凍って(固まって)しまったら

注意:凍結対策として自己判断で灯油やガソリン等を混ぜるのは避けてください。引火・燃焼不良・エンジン故障の原因になり、法令上も問題となる場合があります(軽油以外の混和は課税・保安の観点でも不可)。対策は適切な号数の軽油と専用の低温性能向上剤の適正使用が基本です。

OUR SUPPLY根木石油の軽油供給

根木石油は、岡山を中心とした中国・四国エリアへ、JISサルファーフリー軽油を地域・季節に合った号数で供給しています。トラック・建機・農機・発電機向けの卸・ローリー配送・現場給油、対象事業者の免税軽油にも対応。「うちの地域・時期はどの号数?」——お気軽にご相談ください。詳しくは軽油の卸・単価ページへ。

FAQよくあるご質問

Q. 軽油は何種類ありますか?

JIS K 2204で特1号・1号・2号・3号・特3号の5種類。号数ごとに流動点(凍りにくさ)が異なり、夏は1号・特1号、冬は2号、寒冷地は3号・特3号を使い分けます。

Q. 軽油は何℃で凍る?

号数によります。流動点の目安は特1号+5℃/1号-2.5℃/2号-7.5℃/3号-20℃/特3号-30℃。実際は流動点より高い目詰まり点でフィルターが詰まり始めるため、そこが使用可能温度の目安です。

Q. 3号と2号の違いは?

低温での凍りにくさです。2号は一般地の冬向け(-7.5℃以下)、3号は寒冷地・厳寒期向け(-20℃以下)。寒い地域・時期は3号(さらに寒ければ特3号)へ。

Q. 凍ってしまったら?

暖かい場所へ移して自然に溶かし、無理な始動は避けて整備工場・販売店へ相談を。以後は地域・季節に合う号数を使用します。灯油等の混和は不可です。

Q. どの号数を入れればいい?

地域の最低気温と時期で選びます。一般地の冬=2号、寒冷地=3号・特3号が目安。根木石油が地域・季節に合わせて供給しますのでご相談ください。

地域・季節に合った軽油をお届けします

号数の選定から、卸・ローリー配送・現場給油・免税軽油まで。中国・四国エリアの燃料調達をサポートします。

参考リンク(外部)

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※ 本ページはJIS K 2204やENEOS「石油便覧」等の公開情報にもとづく一般的な解説です。流動点・目詰まり点・切り替え時期は地域・製品・年により異なります。実際の使用にあたっては供給元・整備事業者・各製品の規格をご確認ください。