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COMPRESSION IGNITION

なぜ軽油は圧縮着火で燃える?
ディーゼルエンジンの仕組み

ディーゼルにはスパークプラグ(火花)がありません。では、どうやって軽油に火がつくのか——答えは「空気を強く圧縮して生まれる熱」。軽油とガソリンの性質の違い(セタン価・オクタン価)とあわせて、岡山の燃料卸・根木石油が分かりやすく解説します。
最終更新:2026年9月19日/出典:内燃機関・石油製品に関する公開情報にもとづく一般的な解説

「軽油は常温では火がつきにくいのに、なぜエンジンの中では燃えるの?」——これはディーゼルエンジンの圧縮着火(自己着火)という仕組みを知ると、すっきり分かります。ガソリンエンジンとの根本的な違いは点火のしかたにあります。

この記事のポイント(3つ)

TWO WAYS火のつけ方が違う:火花点火 と 圧縮着火

ガソリンエンジンディーゼルエンジン
点火方式火花点火(スパークプラグ)圧縮着火(自己着火)
燃料ガソリン軽油
圧縮するもの燃料+空気の混合気空気だけ(後から燃料を噴射)
求める性質自己着火しにくい(高オクタン価)自己着火しやすい(高セタン価)
圧縮比比較的低い高い(高温をつくる)
かんたんに言うとガソリンは「ライターの火で点ける」イメージ、ディーゼルは「空気を思いきり圧縮して自然発火させる」イメージ。だから必要な燃料の性質も正反対になります。

HOWディーゼルが軽油に火をつける流れ

ガソリンエンジンが「混合気を作ってから火花で点ける」のに対し、ディーゼルは「空気を熱くしてから燃料を入れる」。この違いが、両エンジンのキャラクターを決めています。

CETANEセタン価とオクタン価は"正反対"の指標

かんたんに言うと軽油は「勝手に燃えてくれると助かる」のでセタン価が大事。ガソリンは「勝手に燃えられると困る(ノッキング)」のでオクタン価が大事。真逆の性質を求めているわけです。

EFFICIENCYディーゼルが力強く燃費に優れる理由

ディーゼルは圧縮比が高いため熱効率が高く、低回転から大きなトルクを出せます。トラック・バス・建機・農機・船舶など、重い荷や大きな力が必要な現場でディーゼルが選ばれるのはこのためです。燃料の軽油はガソリンよりエネルギー密度が高いことも、燃費・経済性に寄与します。

MISFUELだから「入れ間違い」は厳禁

軽油とガソリンは、着火の性質(セタン価・オクタン価)もエンジンの点火方式も正反対です。だからこそ、入れ間違えると異常燃焼・出力低下・エンジンや燃料系統の故障につながります。

入れ間違えたら:絶対にエンジンをかけないでください。始動すると誤った燃料が全体に回り、被害が拡大します。給油を中止し、スタンドスタッフやロードサービス・整備工場にご相談を。詳しい対処はガソリンと軽油の入れ間違いで解説しています。

OUR SUPPLY根木石油の軽油

根木石油は、トラック・建機・農機・発電機・船舶向けの軽油(JISサルファーフリー)を、地域・季節に合った号数で卸・ローリー配送・現場給油しています。対象事業者の免税軽油にも対応。軽油の種類は軽油の号数・凍結対策、卸・単価は軽油ページをご覧ください。

FAQよくあるご質問

Q. ディーゼルはどう点火する?

空気だけを高圧縮して高温にし、そこへ軽油を噴射して自己着火(圧縮着火)させます。スパークプラグは使いません。

Q. 軽油は着火しにくいのになぜ燃える?

軽油は高温下では自己着火しやすい(セタン価が高い)性質があり、圧縮でつくった数百℃の空気中ですぐ燃え出します。

Q. セタン価とオクタン価の違いは?

セタン価は軽油の着火しやすさ、オクタン価はガソリンの着火しにくさの指標。求める性質が正反対です。

Q. ガソリンとの点火方式の違いは?

ガソリンは火花点火、ディーゼルは圧縮着火。ディーゼルは圧縮比が高く熱効率に優れます。

Q. 入れ間違いがダメな理由は?

性質と点火方式が正反対のため、混入すると異常燃焼・故障の原因に。入れ間違えたらエンジンをかけず相談を。

軽油の卸・配送のご相談

地域・季節に合った号数の軽油を、卸・ローリー配送・現場給油・免税軽油まで。中国・四国エリアの燃料調達をサポートします。

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※ 本ページは内燃機関・石油製品に関する公開情報にもとづく一般的な解説です。数値・機構の詳細はエンジン型式により異なります。